セミの鳴き声も日を追うごとにおおきくなり、本格的な夏到来です。幼稚園は夏休みに入りましたが、園庭からはプールに来た子どもたちの元気な声が聞こえてきます。

　　先日は年長さんと深坂の森に１泊２日のお泊まり会に行ってきました。初めて家族の人と離れて過ごす夜、いつものクラスではなくグループのお友達との活動、それぞれに不安はあったと思いますが、ひとりひとりが一生懸命に、また喜んで参加していました。

　　　飯盒炊飯では、お米が炊けた後、飯盒についている「すすをはらう」という作業をしました。あるお父さんに「おいしくなれ、おいしくなれ、っておまじないをかけながらするんよ」と教えていただくと、すぐに子どもたちの「おいしくなれコール」がはじまりました。　「もっと大きい声で言ったほうがおいしくなるかも」　と子ども達なりに考えながら、思いを込めながら、何度も何度もみがきました。

　　　夕食の時間、飯盒のふたをあけると　「わぁ～」という歓声が！！ご飯はかたさもちょうどよく　「私、はじめてしたけど楽しかった」　「僕、いっぱいおまじないかけたもん」　「みんなで食べるとおいしいね」　とみんな満足そうでした。

　　　子ども達のおまじないがかかったご飯はいつもの何倍もおいしく感じました。