12月の園だより
幼稚園の坂を登ってすぐの桜の木も紅葉し、赤色や黄色、茶色の葉っぱをひらひらとさせていましたが、冬の風でいよいよ葉っぱも散ってしまい、寒そうな姿になりました。
さて、もうすぐクリスマスがやってきますね。
街の中では、きれいな電飾がしてあったり、子ども達もクリスマスプレゼントを楽しみに
待っていることでしょう。
「クリスマス」とは、一体どのような日なのでしょうか?
今から2009年前、ユダヤの国のナザレトという町(今のイスラエル)に住む、心の優しいマリアの元に、神さまの不思議な力によって神の子イエス・キリストを授かりました。
ローマの皇帝からの人口調査の勅令を受けて、ヨセフはマリアを連れて生まれた町ベツレヘムへ行くことになります。
ところが、宿がいっぱいで泊まるところがなく、馬小屋でイエス様がお生まれになったのです。このうれしい知らせを天使から一番最初にきいたのが、羊飼いたちでした。神さまは、貧しくても心の清い羊飼いたちを大切にされたのです。
大きく金色に光る星、それはイエス様の御誕生を意味していました。この星に導かれ博士など次々に馬小屋へ集まってきて、このイエス様の御誕生をみんなでお祝いした、これが
「クリスマス」です。
子ども達もクリスマスお祝い会で、聖劇をはじめ、聖歌隊など、みんなでイエス様の御誕生をお祝いできるように、練習をしています。一番最初にイエス様の御誕生の知らせを受けた羊飼いたちのように、心やさしく平和な心でクリスマスを迎えましょう。そして、みんなのあたたかいお祈りが世界の人々に分けてあげられますように。