5月の園だより
雨のお恵みをたくさんいただいて、新緑の季節となっていますね。
緑をひとつひとつ見てみると、色んな緑があって、柔らかい葉っぱや優しい毛に包まれながら少しずつ成長しています。
園で過ごしている子ども達も、園生活のリズムにも慣れ、先生やお友達と一緒に遊んだりしながら楽しいことを見つけたり、笑顔も増えてきました。
どうぞ、あたたかい目で見守っていくことができますように。
<生活指導>
・給食を楽しく食べよう。
・1つ1つの動きを整えよう。(イスの出し入れなど)
<さくらぐみの出来事>
雨で外遊びのできない日が続き、子ども達は毎日残念そうにしていますが、「花とか木は喜んどるやろうねぇ」というかわいらしい声もたくさんきこえてきます。
先日、さくらぐみで素敵な出来事があったので少しご紹介します。
ある日の外遊びのときのことです。Mちゃんが「先生、これマリア様に」と園庭に咲いていた花を一輪、摘んできてくれました。Mちゃんの優しい心がとてもうれしく、お帰りのときにその話をし、分かち合いの時間を持ちました。すると、次の日また次の日と一輪ずつ、お部屋のマリア様の前に飾った花瓶のお花が増えていきました。誰が入れてくれたのかはわかりませんが、子ども達の優しい心、純粋できれいな心を感じ、本当にうれしく思いました。そんなかわいい子ども達と過ごせることに感謝しながら、あたたかい気持ちになれた5月のある日でした。
<ほしぐみの出来事>
4月の終わりから給食、弁当が始まりました。年少さんも幼稚園に少しずつ慣れてきています。、まだまだ寂しくて泣いてしまう年少さんもいる中で、一生懸命頑張って準備を助けてあげようとする、年長さん年中さんの姿も見られています。
「私、今日、給食当番したい!」「お茶を入れてあげようか?」と自分から積極的に活動する子も少しずつ増えてきました。
給食を配っていると、「いただきます。」をみんなでする前に、目の前にある、おいしい食べ物を見て、食べ始めてしまう年少さん!! そんなかわいらしい姿も見られますが・・・。みんなでお祈りをして食べはじめる事など、少しずつ食事の流れがわかるよになってきています。
まだまだ、苦手な野菜を食べることなど、目標は、それぞれの子ども達にありますが、まずは、楽しく食べること!!そしておいしいごはんが食べられることに感謝しながら、給食の時間を過ごしていきたいです。
<つきぐみの出来事>
5月に入り、気温も上がって幼稚園のさくらんぼの木にもたくさんの赤い実がなりました。毎日、子ども達はさくらんぼ取りに夢中です。年長さん、年中さんは、恐れることなく、どんどん木に登って赤い実を取っています。年長さん年中さんは、取った実を年少さんに分けてあげる、優しい姿もありました。
年長さんは、木工のお部屋に行けるようになり、それぞれが時間を見つけては、楽しみながら通っています。「今日は、のこぎりをしたよ!」「きりで穴をあける所を頑張った!」とうれしそうに話してくれています。箱が完成した年長さんは、とても誇らしげな表情で、年中さん年少さんも「すごーい!」と見つめていました。
たくさんの自然のお恵みに感謝して今日も、優しい心で過ごせますように。
<ゆりぐみの出来事>
5月に入り年少さんも幼稚園に慣れはじめ、お仕事にもどんどん挑戦しています。自分でできる所は自分でやろうと頑張っています。
年少さんが困っていたら、年長さん年中さんが優しい表情、言葉で教えてあげている様子を見かけ、そんなお姉さん、お兄さんたちに安心して、年少さんもお仕事をしています。年少さんの顔をのぞきこみながら「こうするんだよ。」「ここはできる?」と言いながら、まるで先生のようにかかわっています。
そんな子ども達と毎日たのしくお仕事できるよう、一人一人をしっかり見つめながら、過ごしていきたいと思います。